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キャンディーズの思い出 キャンディーズのレコードを聴いてわかったこと キャンディーズの音楽性 キャンディーズの解散について考える キャンディーズの鼻音・濁音・鼻濁音 全国キャンディーズ連盟大同窓会2008レポート キャンディーズのいた時代 “ランちゃん杉”を探せ! 僕の“無人島レコード” カッコイイ「春一番」の記憶 キャンディーズとアイドルについて考える1 キャンディーズ・シングル・コレクション My Favourite CANDIES 1 2 3 4 『小説春一番~キャンディーズに恋した作曲家』を読む 伊藤蘭ファーストソロコンサート2019レポート New 風の音楽~秘密の部屋 BLOG TOP |
色づく山々振り向きながら私を乗せたディーゼルカーは青いドレスの裾縫うように海岸づたいを走っています♪ 中学生になって、ひとり旅に目覚め、未知の土地へと向かう列車に揺られている時、僕の心の中にはいつもキャンディーズの「気軽な旅」という曲が流れていました。あまり有名な曲ではないですが、ひとり旅のウキウキするような楽しさと、しんみりとした淋しさとを軽快なサウンドにのせて、ラン、スー、ミキの3人がさわやかなコーラスで歌っていて、大好きな曲でした。それ以来、この歌は僕の旅のテーマソングみたいになっています。 そこでキャンディーズです。若い方にとってはせいぜい70年代のアイドルグループといった程度の認識かもしれません。なんといっても、今から30年以上も前に解散したグループですから。しかし、インターネットで「キャンディーズ」を検索してみると、今でも数多くのファンサイトが存在し、しかも、当時を知る方々だけでなく、キャンディーズの現役時代をまったく知らない若いファンによるサイトまであるのにはビックリさせられます。とりわけ、2006年は7月17日にNHKで放送された特集番組『わが愛しのキャンディーズ』(その後、2008年4月までに5回再放送)の影響で、一気に昔の記憶が蘇り、改めてキャンディーズにのめり込んでしまったファンや新しいファンが続出しているようです。キャンディーズの貴重な映像を集めたDVD4枚組『キャンディーズ・トレジャー』の発売もそうした動きに拍車をかけています。 というわけで、ここではキャンディーズの魅力について書いてみたいと思います。自転車と旅のサイトであるAcoustic Touringのテーマからは思いっきり脱線しているようですが、僕にとってはこのサイトの心のBGMがキャンディーズであったりするわけです。それから、これはまったくの偶然ですが、このサイトがスタートしたのは2005年の4月4日。つまりキャンディーズ解散記念日ですね。 もうひとつ。このページのタイトル「風の音楽」について。僕はキャンディーズの音楽にはいつも心地よい風が吹いている、と感じます。そして、それが最大の魅力だと思っています。ま、その辺については改めて書くつもりです。 (2007年2月) |